投稿日:2007-08-15 Wed

プネから80キロ離れた町Mancharのジャガイモ畑は、インド企業同士の戦いの場になっています。
Pepsico、Reliance、ITCなど大手企業が、だれがポテトチップスなどの原料になるジャガイモをこの地域から手に入れるかを競っているのです。
これまで7年間の契約では、Pepsicoが必要なジャガイモの量の40%をマハラシュトラ州西部から得ることができました。Pepsicoは"Lays"をはじめ7つのポテトチップス・ブランドを生産しています。

Pepsicoは現在1kg当たり7ルピー(約20円)を支払っていますが、これは農家との間で契約時に取り決めた最低価格です。そしてこの価格は質や量によって変動しないということになっています。
しかし最近ジャガイモ生産に対する需要が高まってきていることから、農家は1kg当たり10ルピーを要求するようになって、Pepsicoとの契約を見直し、他のさらに高く買ってくれる会社に売ろうという動きが出てきています。
「RelianceもITCもみんなジャガイモ農家のドアをノックしています。みんなに来てもらいましょう。私たちはそのすべての企業に対して、農家にとってより良い取引ができるようにように訴えかけています」──。そう語るのは農家代表のShivajirao Adalrao Patilさん。
しかし、契約更新を3ヵ月後に控えて、Pepsicoの頭痛の種はこの競争だけではないようです。"late blight"というジャガイモ疫病が、最近同地域での生産にダメージを与えています。
また、一部の農家はPepsicoは自社で作った種イモしか使わせないので、農家の自立を妨げていると非難しています。一方、Pepsicoとして心配はしておらず、マハラシュトラ州西部での勢力をさらに積極的に拡大し、引き続き同地域での重要な役割を果たしていきたいとしています。
Pepsico幹部の一人Vijaya Shekhar Baddeさんはこう話します。
「私たちは農家との関係を保ち続けていきたいと思います。私たちがさらにシェアを広げれるにつれて、農家は最大限の利益を得ることになるでしょう」
複数の大企業が同じ地域でシェアを争っている今、取引の主導権を握っているのは、農家のようです。
●Corporates fight for their share of potatoes
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