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インドサッカーの「黄金時代」
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 インドは実はサッカーにおいて世界的に見ても古い歴史を持っています。インドではじめてサッカーのクラブチームができたのは、今から百年以上もさかのぼります。1888年からはドゥランド・カップというサッカー大会が始まり、これはイギリスのFAカップに次いで古い大会とされています。

 「黄金時代」は1950年代60年代でした。インドの独立から3年後の1950年には、ワールドカップの予選を勝ち抜き、本大会へ出場することが決定しました。

 それまでインドは裸足でプレーしていました。しかしFIFAは裸足でのプレーを禁止しました。それに対してインド側はFIFA大会への参加を拒否。これにより決まっていたワールドカップ出場もなくなってしまいました。それにも負けずインドはその後1951年と1962年のアジア大会で優勝したのでした。1956年のオリンピックでは4位の快挙を成し遂げました。

 しかし、その後サッカーのレベルは下降していく一方でした。プロリーグを作ったり、インフラを整備したり、選手の育成に力を注がなかったのが理由と言われています。FIFAで登録されている限りでは、かつてランキングで1996年に最高94位を記録したあと、現在の2008年の154位まで毎年順位を下げ続けてきました。

 国土が広大すぎるため、サッカーの人気を国中に広げることは困難でしたが、それでも西ベンガル、コルカタ、ゴアなどの地域では、サッカーの人気は衰えませんでした。

 たとえば2004年9月、クリケットのインド対南アフリカ戦がコルカタのエデン・ガーデン・スタジアムで行われましたが、そのときの観客動員数は約2万人でした。一方、その3日後、同じくコルカタで行われたドイツW杯アジア一次予選の対日本戦には、約10万人が観戦に訪れたといいます。

 ちょうどこのときインド代表の監督を務めていたステファン・コンスタンティン氏は、当時こう語っています。

 「どこに行っても道端で子供たちがサッカーをしているし、サッカーはインド社会の一部になっていると思います。最大の人気を誇るのがクリケットだというのは、メディアによって信じ込まされているだけで、人々が本当に見たいと思っているのはサッカーなのです。問題なのは、インドのマスメディアがクリケット界の人間や政治家に支配されていること。テレビで放送されないがために、ヒーローが現れることもないし、国民がサッカーを見るようになりません。しかし、サッカーへの情熱は確実に存在します」

 今後Iリーグを基盤に、メディアから注目され、選手育成やインフラの整備が進んでいけば、レベルも上がっていくことと期待されています。

 かつての黄金時代を振り返れば、インドのサッカーは「未熟」ではなく、「低迷」といえるのかもしれません。

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●Football in South Asia : 南アジアサッカーは目覚めるか
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●AFC(アジアサッカー連盟)---インド
http://www.the-afc.com/jpn/nassoc/country.jsp_IND-276-1.html

●FIFA ランキング---インド
http://www.fifa.com/associations/association=ind/ranking/gender=m/index.html

●Iリーグ・公式サイト
http://www.indianfootball.com/specials/ileague/

社会ニュース | 22:55:03 | Trackback(0) | Comments(0)
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Ken-chan

  • author: Ken-chan
  • 2007年9月からインドのプネで青年海外協力隊として日本語教師をしています。チキンビリヤーニが大好き! プネの素敵なニュースや出来事、とりあげてほしいことがあったら、ぜひ教えてください。相互リンクも大歓迎♪
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