投稿日:2008-04-29 Tue
プネでは先週の金曜日、42.1度という記録的な温度を記録しました。先週の木曜日と金曜日の気温は、百年前の1897年に記録した43.3度より、わずか下回るだけでした。プネは今まで湿気の多い海岸性のムンバイと乾燥した暑さのナグプール(Nagpur)の間にあって、過ごしやすい気候が特長でした。
そのナグプールではこの時期、44度が通常だそうです。つまりプネはナグプール並の気温に近づきつつあるということです。
インドの気象庁にあたるIndia Meteorological Department (IMD)の副長官A.B Majumdarさんは、地球の温暖化に加えて、プネの都市化が原因だと指摘しています。
「木が少なくなり、コンクリートの建造物が増えて、温度の上昇を招く『ヒート・アイランド現象』が都市部で起きています」
プネ市民にとってこれまで、エアコンやクーラーは珍しいものでした。
(インドでいう"cooler"とは、内蔵タンクに水を蓄え、それをフィルターに浸透させ、フィルターに風を当てると、気化熱によって冷たい風が送れるというしくみになっているもので「冷風扇」と言われるそうです。ここでは便宜上「クーラー」という単語を使っています)
しかし過去数年で売り上げが伸びていると、電気店のオーナーであるSrinivas J. Buchakeは言います。
5年前のプネには、エアコンとクーラーの市場が皆無でした。それが今では需要が増えています。去年4月から6月の間に800台のエアコンが売れました」
プネに住むSaid Anjali Mogheさんは、夏の暑さ対策について考え直しています。
「今まで暑さをしのぐために竹製のすだれやクーラーを使っていました。でも今はそれだけでは足りません。エアコンが唯一の選択肢ですね」
主婦のTrevani Shettyさんはこう話します。
「日中外には暑くて出られないですね。そうといって、家の中にいるのも大変です。特に停電のときには。子供たちは本当につらそうです」
●Pune close to its hottest summer in 100 years
http://timesofindia.indiatimes.com/Earth/Pune_hottest_in_a_century/articleshow/2982988.cms

