投稿日:2008-01-20 Sun
バナナの皮からビスケットを作る、そんなおいしい発見をしたのは、20歳の若き女性科学者、Rucha Joshiさん。Nanded(プネから500キロ東)出身の彼女は、現在はKolhapur(プネから300キロ南)のKIT Collegeでバイオテクノロジーを勉強する3年生。今から7年前、地元Nandedのある市場を歩いているとき、大量のバナナの皮が捨てられていたのを見て、アイデアを思いついたそうです。Nandedはマハラシュトラ州でJalgaonに次いでバナナの生産が多いところです。
Ruchaさんはそのときちょうど2002年のインド子供科学会議に出るためのプロジェクトを探していたところでした。
「あの市場への訪問は本当に『実のある』ものでした。そこでバナナの皮からどうにかビスケットを作れないものかと考え出したのです」
家族の協力を得て、彼女は動き出しました。そして3種類のビスケットを用意しました。1つはバナナの皮の入っていないもの、2つ目は10%バナナの皮を含んでいるもの、そして最後は20%入っているもの。
その結果は予想外のものでした。バナナの皮が多く含まれるほど繊維が多くなる一方で、カロリーが低くなりました。さらに菌の検査もしたところ防菌効果も現れました。
バナナの皮は世界どこでも利用価値がなく、ほとんどが捨てられています。彼女自身も1865年から2007年の過去の文献を調べましたが、利用方法を示すものは見つかりませんでした。インドのバナナ生産者組合の会hagwat V. Patilさんも、「そのような製品は今まで出会ったことがない」と話しています。
彼女の発見は2002年のインド子供科学会議で評価されたあと、翌年、科学産業調査会議(CSIR)の子供部門でも賞を受けました。CSIRは同年、彼女のこの発明に対し、特許を申請しました。
その後彼女はカルナタカ州Mysoreの中央食糧技術リサーチ研究所(Central Food Technological Research Insititute)でトレーニングを受け、研究に磨きをかけました。そして、彼女の論文は、2007年アメリカ・フィラデルフィアで開かれた廃棄物処理技術の学会でも紹介されました。
現在は、商業利用を目指したプロジェクトをはじめていて、いくつかの食料加工企業が興味を示しているということです。
●Girl peels biscuits from bananas [Times of India]
http://timesofindia.indiatimes.com/Pune/Girl_peels_biscuits_from_bananas/articleshow/2663370.cms


