投稿日:2007-11-16 Fri
ビジネスの町、ITの町、教育の町と、いろいろな顔を持つプネですが、仕事や教育の機会を求めて多くの人々がプネへとやってきました。プネ大学の研究員Vijaya Khairkarさんはプネの移民の歴史について研究し、その成果を最近出版・公開しました。("Migration and Social Economics of Pune city" Diamond Publications)この研究によると、かつてプネへの移民はビジネスや交易のためにグジャラートやラジャスタンから来ることが多かったそうですが、最近の移民の傾向としては2つに分かれるそうです。1つは専門的な技術を持つ人々がケララやタミル・ナドゥーから、もう1つは貧しく、手に技術を持たない人々が、ウッター・プラデシュからの移民が多いそうです。
Khairkarさんは「最近の潮流は、技術のある人たちが来る一方で、もう一方は貧しく、技術のない人たちが、体一つを唯一の財産にして移ってくるんです」と話します。
実際、プネのスラムの人口は1991年に比べ176%増加したとのことです。
また、研究によれば、プネの人口の450万人のうち65%は移民で構成されていて、そのうちの70%はマハーラシュトラ州の外から来ているそうです。
教育が盛んで、サービス、製造、ITの産業も発達していて就業の機会も豊かで、さらに治安もいいということで、プネの人口は増え続けています。予測では2020年には、人口は690万人まで増加すると見込まれています。
Khairkarさんによれば、「かつては静かで楽しいからと年配の人に人気のプネでしたが、今は教育と仕事を求めて若い人が移ってくるようになりました」とのことです。
プネへの移民の一番の興隆期は1981から91年にかけてで、この間人口は148%増加したそうです。そして1981年には、人口に占める移民の率が58%となり、インド主要12都市の中でトップとなったそうです。
【Times of India, Nov. 16】


