投稿日:2008-03-25 Tue
もうすぐプネに住む貧しい女性たちは、73の新しいトイレを利用できるようになるでしょう。アメリカの大学生と友人たちのおかげで。アメリカのニューイングランド地方にあるブラウン大学には、South Asian Students Associationという南アジアの学生によるクラブがあります。その学生たちは先ごろ、プネの都市貧困の改善のために活動するShelter AssociatesというNGOと共同で募金活動を行い、その結果12万ドルの資金を集めました。
2月23日に行われた募金活動の大会では、250人のゲストが参加しました。この金額は今後も増え、最終的には合計20万ドルにもなると言われ、プネの特に女性たちのためにトイレが設置されるということです。
実はこの募金活動は、コネチカット大学の助教授Sunil Bhatiaさんが同クラブに呼びかけたことが始まりでした。Bhatiaさんはプネ出身で2006年からShelter Associatesの活動に参加してきました。昨年コネチカットで同様のイベントを成功させ、次は他の地域に活動を広げてみたいという思いからでした。
Bhatiaさんの説明によれば、プネのスラムの住む多くの女性は、プライバシーがなく恥ずかしいので、一日中ずっとトイレに行くのをがまんしなければならないそうです。そして夜中になると、女性たちは野原やゴミ捨て場の裏など「適当な」場所を探さなくてはなりません。
人の排出物を公共の場所の放置しておけば、汚染になり、伝染病が広がる恐れもあります。さらに、女性が1人夜中外を歩けば、危険で、性的嫌がらせやレイプに遭う危険性もあります。
「これは人の尊厳に関わる問題です。私たちが問題にしているのは、人権なんです」とBhatiaさんは訴えます。
トイレの設置にかかる費用は1つ200ドルとのことです。Bhatiaさんは今回集まった金額について「予想を超える」ものだったと語っています。
ブラウン大学のSouth Asian Student Associationにとって、このようなイベントをするのははじめてだったということです。学生グループのコーディネータのSumbul Siddiquiさんはこう話します。
「今まで学校の外のコミュニティーのために何かしたことはありませんでした。今までの主な活動といえば、講義とか文化イベントとか、盛大なパーティーをすることでしたから。今回のイベントは、学生とコミュニティーを結びつける本当にすばらしい機会だと思います」
Siddiquiさんはパキスタンで生まれ、現在20才の大学2年生。Bhatiaさんとともに活動したことで、南アジアの貧困問題の大切さに気づかされたといいます。
「私の家族はインドにいますが、これからもこの問題には取り組んで行くつもりです。でも、これまでスラムの問題について注視してきませんでした。事実を知ったとき、ショックを受けました。このような問題がインドだけでなく世界中にあるということは、本当に恥ずかしいことだと思います」
●Shelter Associates
http://www.shelter-associates.org/
●Fundraiser nets $12,000 for toilets in Pune [India New England]
http://www.indianewengland.com/ME2/dirmod.asp?sid=&nm=&type=Publishing&mod=Publications%3A%3AArticle&mid=8F3A7027421841978F18BE895F87F791&tier=4&id=078D23E7F0CC47DB9680C5C3CD88177F


