投稿日:-------- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
|
--:--:-- |
Trackback(-) |
Comments(-)
投稿日:2007-12-18 Tue
プネは「ITの町」、「教育の町」として名を馳せていますが、同時に「スラムの町」としてもその名が知れています。プネには140万人、町の40%にあたる人がスラムに住んでいます。インド政府の都市開発事業に関わるThe Town and Country Planning Organization (TCPO)は先ごろ、プネは3番目にスラム人口の多い町と発表しました。これは1番目のムンバイ(スラム人口比55%)、2番目のMeerut(メールト)(同44%)に続くものです。プネのスラム地域はすでにプネ市全体の土地面積の6%を占めているということです。
プネのスラム人口は近年急速に増加しています。1991年から176%も増えています。その要因は増え続ける移民にあるそうです。2006年だけでも、約8万8000人がプネへ移住してきたしたが、そのうち半分の4万5000人がスラムに住んでいるとのことです。
インドの中央政府も、マハーラシュトラ政府も毎年のようにスラム地域の再生のため予算を出しています。プネ市でも同様の目的で先週20億ルピーの拠出を決めたばかりです。
しかし、いくらスラムのために再生プランができて住居が提供できたとしても、すぐにまた新たな人が移ってきて、新しいスラムが作られるだろう、と考えている役人も多いそうです。
一方、スラムの人は違って考え方を持っているようです。物売りをしているNamdev Borhateさんはこう話します。
「スラムに住んでいるすべての人が、好き好んでスラムに住んでいるわけじゃありません。小さい住まいなら払えるだけの余裕はあるんです。ただ、町にはそんな住居がないんですよ」
【Times of India, Dec. 18】

スポンサーサイト