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ショッピングモールは新しい文化の「テーマパーク」
 今インドには、巨大なショッピングモールが林立している。今日訪れたのはデリー南郊にあるアンサム・プラザ。ここはインドのショッピングモールの先駆けとして2000年にスタートした。手がけるのはインド全土でビルや宅地開発を行っているアンサル不動産。この会社のスローガンは「新しい価値観やライフスタイルを創造・提供すること」である。そのスローガン通り、このショッピングモールのスタイル・商品は、今まで私たちがインドに持っているイメージを覆すものばかりだ。

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 一言で言ってしまえば、先進国となんら変わりない。ナイキなど商品も質も価格も日本と変わらないものが並ぶ。マクドナルドやサブウェーが入り、巨大な駐車場が隣接する。

 日本人がここを訪れれば、日本と同じレベルのものが買えて安心するだろうが、感動はしないだろう。きっと「つまらない」とさえ感じるかもしれない。しかし、インド人にしてみれば、すべてが新しい概念なのである。スタートしたばかりの7年前なら、さらにショッキングだったに違いない。

 商品というのは、その利便性だけでなく、新しいイメージや生活スタイルを運ぶ。ここに来た人は、必要性からその商品を買うのではなく、それを買うことによって、新しい生活スタイルに参加したいと願うのだろう。そしてその生活スタイルとは、世界中を支配している欧米的なスタイルである。

 注目すべきは、このモールの構造である。中庭を囲んでビルが馬蹄形に建っている。中庭側にはほぼ完全にガラス張りになって、きれいな中庭と向こう側のモールが見える。一方、外側への風景は壁になっていて見えない。ここはまるでディズニーランドのような「テーマパーク」と呼ぶのにふさわしい。新しいライフスタイルという名のストーリーはこの敷地内に収められ、ごちゃごちゃした外界の姿は完全にシャットアウトされているのだ。観客はこの締め切られたテーマパークの中で、新しいライフスタイルを楽しむの。そしてここで商品を買うことによって、新しいストーリーの住人になることができるのだ。

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 テレビや新聞の広告を見れば、そこには伝統的なインドのイメージは一掃されている。明るいきれいな部屋でソファーに座り、父親はやさしく、家庭に入り、子どもとたわむれる。女性はジーバンをはいて、経済新聞を読む。現に若い女性はジーパンとTシャツ姿というのが多い。

 これは中流以上の生活ではあるが、経済発展によって、中間層の人口は増えつつあり、今のインドを先導して変えているのは、この人たちなのである。今インドはいい意味でもわるい意味でも、急速に変化を遂げている。

 自分の活動に戻せば、大学で教える以上、教える対象は知識を持ったこの中間層以上だし、彼らの生活を知っておくことは大切になってくるだろう。

 今日、グローバリゼーションが問題になっている。しかし、グローバリゼーション自体が問題というわけではない。インドの初等教育ではじめて日本語の授業を採り入れたデリーのある私立学校の校長先生はこう話していた。

 「グローバリゼーションが問題なのは、その道が一つしかないということなのです。みんなが高い収入、いい家、いい車とばかり考えいます」

 ショッピングモールで見た「新しい」生活スタイルというのは、残念ながら、世界中で流行っている一つの道でしかない。

 日本も少なからず欧米の生活スタイルに染まっているわけではあるが、しかしながら、それでも日本は先進国の中で、唯一欧米文化から離れている国だ。多様な価値観が必要とされる今日、英語以外の日本語を勉強するというのは、ビジネス以上に大切なものを学習者にもたらすだろう。欧米と違った新しい生活スタイルをインドに提供できるかもしれない。インド人が、日本からだけでなくなく、さらにほかのいろんな国との交流を進めて、そこから良いところを採り入れて、個人個人が本当に新しい生活スタイルを独自に生み出し、追求していく──。それが文化交流の意義ではないだろうか。 

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手記 | 21:48:45 | Trackback(0) | Comments(1)
さびしい牛
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 町の通りに普通に歩く牛。ヒンズー教で神聖とされる牛が通りを闊歩する姿は、さすがインドという感じがする。。。 と最初はそう思っていた。

 しかし、これらの牛、実はほとんどがオスらしい。ある人が

 「もともと飼われていた牛も、年老いたオスは捨てられてしまうのです。ヒンズー教では牛は殺せませんから。そして町の草やゴミを食べて、生きているんです」

 つまり商品価値のなくなったオスを、死ぬまでエサを与えて世話するにはお金がかかるし面倒だなので、捨ててしまう、ということなのだろう。そう聞くと、今まで神聖で高貴に見えていた牛が、急にさびしそうに見えてきた。

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手記 | 20:55:53 | Trackback(0) | Comments(0)
インドで「忍者ハットリくん」「パーマン」
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 ホテルのテレビで見た「忍者ハットリくん」と「パーマン」。インドではこのほかにも多くの日本アニメが放映されているらしい。

 インドと日本をつなぐキーワードのひとつ「アニメ」。日本文化の輸出──、そんな観点で見られるアニメだが、実際に外国の子どもたちに与える影響は日本人が思う以上に大きいと思う。

 スシがアメリカで「日本的なもの」や「健康にいい」というイメージを通り越して、今では普通の料理になっているのと同じように、今やアニメはその国の文化にすっかり融合している。生まれてから今まで接してきたアニメは日本アニメのみ、というのも少なくない。

 中国にいたときは、主に10代20代の人に日本語を教えていたが、男の子はほぼ例外なく、日本のアニメが大好きで、僕よりずっと日本のアニメのことをよく知っていた。コピー天国の中国では、海賊版DVDでもインターネットでも日本のアニメが見放題である。とくに、インターネットにおいては、日本で夕方放映された30分アニメが、その日のうちに中国語の字幕といっしょにネットに動画が公開される。しかもそれがボランティアによって運営されている。ある男の子は趣味が高じて、日本語の学校卒業後、自分で日本語の漫画の店を開いた。

 コピーが横行するのは、もちろん出版元の日本企業から見れば損害にほかならない。しかし日本の文化交流という観点から見れば、ありがたいことなのである。

 インドには日本のアニメはある程度出回っているものの、より現実を映し出す日本のドラマや映画は今のところ見ない。こんなことを言ってはバチがあたるかもしれないが、もっとインドでも日本のドラマや映画のコピーがもっと出回らないか、とひそかに祈っている。文化交流というのは、何も協力隊のような政府主導のものだけではない。大学やビジネス、そして個人、いろんなパイプで幅広く、さまざまな角度で日本を知ってもらう必要がある。

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手記 | 20:36:35 | Trackback(0) | Comments(1)
不動産バブルの中でアパート探し
 今日も引き続きプネでアパート探し。超不動産バブルの現在のインドで、アパート探しは本当に大変だ。ここプネでも例外ではなさそうだ。

 まずとにかく売り手市場で、部屋の家賃は上昇する上、早く決断しなければその高い物権もなくなってしまう。今回本当は6件部屋を見て回る予定だったが、そのうち2件はこの2日間でなくなって、見ることさえできなかった。物件を紹介してくれた担当者も「今見ている物件も、一週間以内にはなくなってしまうでしょうね」と語っていた。
 
 売り手市場のため、借り手には不利な条件が多い。その中でも驚きだったのは、敷金を家賃の10倍も支払わなければならないというもの。2件ほどは交渉で敷金をまけてもらうことも可能といったが、それでも4倍の額だった。ほかのところは10倍で、しかもそれは法律によって10倍までは保証されているとのこと。

 それでも、部屋が小さいところにすれば、家賃も低くなるだろう、という考えも、どうやらここでは通じない。つまりインド人は一人暮らしをしないのだ。家族でいっしょに住み、日本のように一人暮らしは一般的ではないので、ひと部屋だけというのがそもそも存在しないのだ。

 と、いろいろ苦労した末に、どうにか学校から3.5キロ離れたところにめぼしい物件を見つけ、そこにすることにした。協力隊では安全上の理由から特に都市部では自転車に乗ってはいけないことになっているので、自転車で通うわけにもいかない。バスやリクシャーを利用することになる。とにかく住むところがない、というような事態はなくなったので安心だ。

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■プネ市内を走る年季の入ったバス。

 結婚したばかりのある若いインド人はこう言っていた。

 「今は兄夫婦といっしょに住んでいます。本当はわかれて住みたいけれど、今は家が高すぎて買えないんです。いつになったら買えるのでしょうか。今はとにかく働いてお金を貯めるだけです」

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手記 | 20:04:26 | Trackback(0) | Comments(0)
停電~はじめての教壇
 今日から現地訓練の一環として、一人で任地となるプネへ4日間下見に行くことになった。飛行機で約3時間。プネの空港に到着して、赴任先の先生の出迎えを受けた。

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■:外国語学部の建物

 昼間は大学の建物を少し案内してもらった。そして夜、授業を見学させてもらうことになった。担当に先生に自己紹介してくれと少し話し始めたとき、突然停電になった。プネはけっこう都会ではあるが、それでも停電はよく起きるそうである。結局授業はできなかったので、そのまま自己紹介を進め、学生の顔が見えないまま暗闇の中で、学生からの質問を受けながら日本の紹介などをした。

 先生にはのちに停電をしたときの授業の仕方なども伝授してもらった。教師と学生にそれぞれろうそくを持たせ授業をそのまま進めるらしい。インドでのはじめての教壇。今日もまたインドの洗礼を受けた。

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手記 | 19:53:09 | Trackback(0) | Comments(0)
PROFILE

Ken-chan

  • author: Ken-chan
  • 2007年9月からインドのプネで青年海外協力隊として日本語教師をしています。チキンビリヤーニが大好き! プネの素敵なニュースや出来事、とりあげてほしいことがあったら、ぜひ教えてください。相互リンクも大歓迎♪
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