投稿日:2008-03-02 Sun
プネ大学はインドの国立大学の中でははじめて海外にキャンパスを開設することになりました。UAE(アラブ首長国連邦)のドバイに30のコースを設置し、この6月にも正式に承認され、授業も始まるとのことです。同キャンパスの初期予算は6億ルピーといわれています。
今までインドではムンバイの大学であるSP Jain Institute of ManagementとBITS Pilaniは海外にキャンパスを置いたことはあるものの、国立大学でははじめて。
プネ大学ではこれまでUAEの学生に対し、インドの大学に入るために必要な基本的な英語、数学、歴史などといった知識を学ぶ1年間のコースを開いてきた実績もあります。
ドバイ・キャンパスはプネ・キャンパスと同じような学習環境をそろえ、国際的なスタンダードを満たすることを目標にしています。芸術、商業、科学、経営学、防衛学など30のコースが用意されています。
プネ大学は海外への進出、提携などを視野に入れ、現在、同大学の校長は日本を訪問中とのことです。
●University of Pune to set up campus abroad [Business Standard]
http://www.business-standard.com/common/news_article.php?autono=315054&leftnm=6&subLeft=0&chkFlg=
投稿日:2008-01-22 Tue
教育の町として有名なプネは留学生も多く、「東のオックスフォード」とか「インドのオックスフォード」と言われてきましたが、なんと本物のオックスフォード大学がプネにやってくるようです。オックスフォード大学のJohn Hood(実質的)学長は21日月曜日、プネ地区のラバサ(Lavasa)に、同大学のビジネスコースに所属するOxford University India Business Centre (OUIBC)を設置すると発表しました。
OUIBCではまた企業経営のマネージメントプログラムを開設し、教授陣もイギリスから招きます。
オックスフォード大学が海外に施設を置くのは800年の歴史の中ではじめてとのことです。
しかしながら、このラバサのビジネスセンターの主要目的は、最近の急速に発展を遂げているインドビジネスについて研究することです。
学長は「このような研究をすることで、インドがこれまで成し遂げた革新と、直面している問題を明確に理解することができます。また、インドと似たような発展を目指そうとしている他の国々にとっても役に立つでしょう」と語りました。
さらに2009年からは、同大学のメインキャンパスでは、インド学の修士コースを開設するとも発表しました。インドの政治、経済、開発、国際関係、近代インドの課題などを社会科学として学びます。
現在、同大学には260人のインドの学生がいますが、さらにインドから学生を呼び込むため、今後さらに奨学金を増やしたいということです。

【オックスフォード大学でMBAを学ぶインドの学生たち】
●Get Oxford degree in Pune [Times of India]
http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow/2719605.cms
●Oxford set to learn from India [Oxford University]
http://www.ox.ac.uk/media/news_stories/2008/080121a.html
投稿日:2007-11-23 Fri
最近の調査によると、プネの公立学校では学校の施設やインフラといったハード面ばかりでなく、その教育の質においても問題を抱えていることが具体的な数字で明らかになりました。まず、プネの公立学校は全部で302校。このうちマラーティー語で授業をしている学校は最も多く244校。次に多いのはウルドゥー語の31校。続いて英語が24校、カンナダ語が2校、グジャラート語が1校となっています。
この302校のうち、44校では合計で187のトイレが不足しています。また20校で148の教室が不足しています。7校には校庭がなく、14校では水不足に直面しています。そして98の教室には電気がないということでした。
しかし最大の悩みは多くの生徒が学校を中退してしまうことです。昨年、プネの公立小学校では10人に一人が、そして中学校では4人に一人が中退したそうです。
その理由はというと、まず一番多いのが「家庭の仕事を手伝うため(829人)」で、次は「生計を立てるため(635人)」となっていて、どちらも経済的理由に関係するものでした。次は「引越し・移住のため(509人)」。
次に続くのは「興味がなくなったため(427人)」ということで、これは教育・授業の質と関係があることです。
続いて「学校へのアクセスが悪いため(419人)」、「学業についていけないため(259人)」となっています。
公立学校の問題に取り組んでいるソーシャルワーカーでAction for Rights of Child (ARC)とも協力して活動するJyotika Valeさんは、 多くのプネの公立学校を視察しました。
Valeさんは「中退する生徒が多いため、減った数に応じて教師も解雇され、残った教師が複数のクラスを担当しています。こういった状況では教育の質もよくなりません。」と語っています。また彼女は「私立よりも公立の学校のほうが、より注目されなければなりません。なぜなら、公立学校の生徒の多くはスラムから来ていて、親も教育に対して熱心ではありませんから」と指摘しています。
BJP(インド人民党)のメンバーで公立学校の問題に深く関わっているJyotsna Sardeshpandeさんは、インフラの不足ももちろん問題ですが、もっと大切なのは教育の質だと主張しています。
「もちろん現場の教師は一生懸命にがんばっています。しかし教育委員会や、特に教師は、生徒を学校に留めておくためにもっと努力が必要です。授業をもっと魅力的にして、生徒が喜んで学校へ来るようにしなければなりません。そうしなければ、スラムなどから来た生徒は、児童労働といった他の活動に誘惑されてしまいます」
授業の質を高めるために、今後評判の高い私立学校と連携してワークショップなどを開く予定とのことです。
【Times of India, Nov. 23】
投稿日:2007-11-17 Sat
プネ大学は今後2年間で、5億ルピーをかけて、166ヘクタールのキャンパスを全面的に模様替えします。プネ大学は1948年に、かつて統治していたの英国の総督の住居をそのまま使って始まりました。そしてその後いろいろな施設を加えていきました。その建物は歴史的価値があり、敷地の自然は生態的価値もあり、同大学はプネの代表的な観光名所ともなっています。
まずはじめに、メインビルディングの改修をして、6000万ルピーかけて、工事は2008年12月までに完了する計画です。

【メインビルディングの写真】
商学部と法学部には新しくビルディングを建造します。また、キャンパス内に、公衆トイレ、水飲み場、噴水、人口湖も作る予定です。道路は景色がよくなるようにして、生態系に配慮した植物を植えたりもするそうです。
【Times of India, Nov. 17】

