投稿日:2008-06-16 Mon

「ここはインド?」と思うくらい、静かで緑豊かな公園。小川のせせらぎ、小鳥のさえずり。木の橋に、石灯篭(いしどうろう)。鯉が泳ぐ池と、築山から見渡す景色──。
ここはSinhagad Road沿いのプ・ラ・デシュパンデ公園(Pu La Deshpande Park)の一角のある「プネ岡山友好公園」。

プネ市と岡山県は姉妹都市関係にあり、その名の通り友好を記念して作られた公園です。
2006年1月、岡山後楽園をモデルに、インド唯一の日本庭園式公園として完成しました。広さは実際の後楽園の3分の1の広さの約3.8ha。緑一面に広がる芝生の間を総延長1500mの散策道と750mの小川が走っています。

ところどころに東(あずま)屋があり、ベンチに座ることができます。またある場所では2列のベンチの間を小川が通り抜けていて、足を川に下ろすことができます。日差しが強く暑いインドならではです。
実はこの公園ができたのは、2004年にプネ市の視察団が岡山の後楽園を訪れたとき、「同じものをプネにも作りたい」と言って、そんな希望がきっかけだったそうです。
公園のスタイルは日本的なものの、そこに咲く花や野鳥たちはインド原産。私が訪れたときも、いろいろなきれいな鳥を見つけました。特に、Kingfisher(カワセミ?)は素敵ですね。
なお、開園時間は午前6時〜11時と、午後4時〜8時。入場料5ルピー。






●岡山県インド経済情報発信サイト『インド新発見』 プーネ岡山友好公園
http://www.pref.okayama.jp/sangyo/sanki/india/park.html
●日本庭園が岡山とプネを結ぶ [Asksiddhi.com]
http://www.jp.asksiddhi.com/news/15042005.htm
投稿日:2008-04-19 Sat

プネ市内で4月19日まで、日本人形展が開かれました。
会場では、日本人形のほか、ペーパークラフトの展示、ワークショップなどが行われていました。
今回展示会を開いたCREATIVE HANDSの主宰者Jayant Satheさんは、15年前に日本人形を作り始めたそうです。
「ムンバイの友人から教えてもらいました。普通人形作りというと女性が多いですが、私は数少ない男性です。プネで日本人形を作っているのはおそらく私だけでしょう」
Satheさんは、孫娘もいるおじいさん。もともとはエンジニアで、日本人形のほか、他のさまざまな国の人形作りを習ったことがあるそうです。しかしその中でも日本人形が一番好きだといいます。
「日本人形はとてもユニークです。腕や足などの部分が、自由に動かせます。これはインドの人形にはないことです」
Satheさんの人形は、日本の伝統的なものと比べると配色が違います。
「日本人形というオリジナルをベースに、インドのカラーリングを採り入れてみました。しかし今後の目標としては、日本人形の実物や写真を参考にして、もっと日本の配色を研究したいと思っています」

投稿日:2008-04-17 Thu
キャノン・インドはさきごろ、プネのShivajinagarに、'X'perience Zone'というショールームをオープンしました。このショールームでは、プリンタ、スキャナー、プロジェクタ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなど、キヤノンのいろいろな製品が展示されています。
お客さんが自由に自分で手に取ることができます。実際に体験して、最新の情報を手に入れ、製品選びのアドバイスももらえます。
'X'perience Zone'はこれで今年に入り2つ目。インでは5番目になります。キヤノンでは今後同様のショールームを全国に広げて、毎月オープンしていくとのことです。
なお、キヤノン以外では、ソニーが同様のショールームをプネに開いています。
●Canon India launches Canon 'X'perience Zone' in Pune [IT News Online]
http://www.itnewsonline.com/showstory.php?storyid=12344&scatid=8&contid=1
●Canon retails its 'X'perience in Pune [domain-b.com]
http://www.domain-b.com/companies/companies_c/cannon_india/20080416_Canon.html
投稿日:2008-04-12 Sat

ショートショートで有名な星新一の小説が、マラーティー語に翻訳され、出版されました。題名は『ボッコちゃんとその他のストーリー(Bokkochan Va Etar Japani Katha)』(Manovikas出版社/Rs.100)。ニッシム・ベデカル(Nissim Bedekar)さんが翻訳を手がけ、4月12日、プネ市内で出版記念式典が開かれました。
マラーティー語はマハーラシュトラ州の公用語で、9000万人の人によって話されています。しかし英語以外の外国語文学がマラーティー語に翻訳されることは稀で、あったとしても、一度だれかが英語に翻訳したものを、他の人がマラーティー語に翻訳するものでした。
こうした状況の中、Manovikas出版社は外国語の文学を直接マラーティー語に翻訳するプロジェクトを立ち上げ、今回日本語とともに、ロシア語、ドイツ語の小説も翻訳され、合同で出版記念式典が行われることになりました。このような試みははじめてとのことです。
ニッシム・ベデカルさんは、デリーのネルー大学で日本語の修士を取得後、文部省の奨学金で日本へ留学。現在は、プネのソフトウェア会社で翻訳に携わるかたわら、プネ大学で日本語を教えています。
「私は以前から星新一の物語が好きでした。事態が急変するところがおもしろいですね。きっとマラーティー語でも、『ウケる』と思いました」
『ボッコちゃん』は、星新一が1958年に発表したショートショートで代表作の一つ。近未来を舞台に、バーで働く女性型アンドロイド"ボッコちゃん"に対する男性客の絶望的な恋を描いた作品。
なお、かつて日本の文学作品がマラーティー語に翻訳された作品として、黒柳徹子の『窓際のトットちゃん』があります。あるドイツ語の教授が「プネで教育に携わる人で読んだことがない人はいない」と表現するほど、多くの人に読まれているそうです。
今回の星新一の作品は、マラーティー語に翻訳されたものでは2例目。その意味で大変意義深いものになりそうです。

『ボッコちゃん』の翻訳を手がけたニッシム・ベデカルさん。出版記念式典で。
投稿日:2008-03-28 Fri

インドについての日本語ポータルサイト「インドチャネル」で私のコラムが掲載されました。
●インドで日本語を勉強する人が一番多い町(前編)
http://news.indochannel.jp/column/clm0000067.html
ぜひご覧ください。

